「萬世一系」の研究 : 「皇室典範的なるもの」への視座

書誌事項

「萬世一系」の研究 : 「皇室典範的なるもの」への視座

奥平康弘著

(岩波現代文庫, 学術 ; 359-360)

岩波書店, 2017.3

タイトル別名

萬世一系の研究 : 皇室典範的なるものへの視座

タイトル読み

バンセイ イッケイ ノ ケンキュウ : コウシツ テンパンテキナル モノ エノ シザ

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内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784006003593

内容説明

皇室に関する事項を規定した法律である「皇室典範」。その性質の大きく異なる新(戦後)・旧(明治)二つの皇室典範の制定過程で、ともに論議の的となった「天皇の退位」「女帝」「庶出の天皇」の可否という三つの焦点を、憲法学の泰斗が法解釈学的に再吟味し、日本国憲法の下での天皇・皇室のあり方について議論を深めるための論点を提示する。上巻では、敗戦直後のGHQと日本政府の間での天皇制存続をめぐる攻防戦、それが戦後版皇室典範に反映されていく経過を臨場感をもって描き出す。

目次

第1部 戦後皇室典範の制定過程—今日的課題の源流(「皇室典範的なるもの」への拘泥—皇室典範の基本的性格をめぐって;「天皇の退位」「女帝」「庶出の天皇」—皇室典範の各論的考察)
巻冊次

下 ISBN 9784006003609

内容説明

新(戦後)・旧(明治)二つの皇室典範の制定過程で、ともに論議の的となった「天皇の退位」「女帝」「庶出の天皇」の可否という三つの焦点を、憲法学の泰斗が法解釈学的に再吟味し、日本国憲法の下での天皇・皇室のあり方について議論を深めるための論点を提示する。下巻では、明治期に皇室典範が形づくられた過程を、井上毅や伊藤博文ら為政者の構想、民権結社の議論や法制官僚の意見書など、多彩な資料を読み解きつつ検討する。

目次

第2部 明治皇室典範の成立過程—「近代化」と「萬世一系」(皇位継承をめぐって—「庶出ノ天皇」「女帝否認」;「天皇の退位」否認をめぐって;「萬世一系」と「天皇の不自由」との関係)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB23301619
  • ISBN
    • 9784006003593
    • 9784006003609
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    2冊
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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