触れることのモダニティ : ロレンス、スティーグリッツ、ベンヤミン、メルロ=ポンティ

書誌事項

触れることのモダニティ : ロレンス、スティーグリッツ、ベンヤミン、メルロ=ポンティ

高村峰生著

以文社, 2017.2

タイトル別名

Tactility and modernity : D. H. Lawrence, Alfred Stieglitz, Walter Benjamin, and Maurice Merleau-Ponty

触れることのモダニティ : ロレンス、スティーグリッツ、ベンヤミン、メルロポンティ

触れることのモダニティ : ロレンススティーグリッツベンヤミンメルロポンティ

タイトル読み

フレル コト ノ モダニティ : ロレンス スティーグリッツ ベンヤミン メルロ ポンティ

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注記

博士論文「Tactility and modernity : the sense of touch in D.H.Lawrence, Alfred Stieglitz, Walter Benjamin, and Maurice Merleau-Ponty」(イリノイ大学, 2011年提出) をもとにしたもの

内容説明・目次

内容説明

モダニズムにおける触覚表象を技術と身体の歴史的な境界面、つまり、われわれの環境認識を考察する。直接性の経験。

目次

  • 触覚とモダニズム
  • 第1章 後期D.H.ロレンスにおける触覚の意義(接触=触覚と身体の真実;古代エトルリア文明と触覚的感性;「ローマ式敬礼」と触覚の政治;セザンヌの古代性、あるいは「りんごのリンゴ性」)
  • 第2章 スティーグリッツ・サークルにおける機械、接触、生命(スティーグリッツ・サークルの芸術家たちとD・H・ロレンス;マックス・ウェーバーと「触覚的親密さ」;写真の「機械性」と手という芸術の領域;アメリカ、機械、写真;スティーグリッツの写真における「女性的なもの」と「原始的なもの」)
  • 第3章 ヴァルター・ベンヤミンにおける触覚の批評的射程(ベンヤミンにおける二つの触覚;「近さの魔法」とエロス;触覚的なものと“原史”;模倣と「手」というトポス;翻訳の触覚)
  • 第4章 触覚的な時間と空間—モーリス・メルロ=ポンティのキアスム(接触、可逆性、否定性;奥行、垂直性、原初性—セザンヌと接触;時間・記憶・忘却の触覚性)
  • 結論

「BOOKデータベース」 より

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