日本中世に何が起きたか : 都市と宗教と「資本主義」
著者
書誌事項
日本中世に何が起きたか : 都市と宗教と「資本主義」
(角川文庫, 20264)
KADOKAWA, 2017.3
- タイトル別名
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日本中世に何が起きたか : 都市と宗教と資本主義
角川ソフィア文庫
- タイトル読み
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ニホン チュウセイ ニ ナニ ガ オキタカ : トシ ト シュウキョウ ト「シホン シュギ」
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注記
新版『日本中世に何が起きたか : 都市と宗教と「資本主義」』(歴史新書y)(2012年6月洋泉社刊)を文庫化したもの
ブックジャケットに「角川ソフィア文庫 I-142-1」の表示あり
内容説明・目次
内容説明
「なぜ、平安末・鎌倉という時代にのみ、すぐれた宗教家が輩出したのか」。高校教諭時代、教え子から問われて以来30年余、通説を覆す数々の研究の過程で見えてきたものとは何か。「無縁」論から「資本主義」論へ—対極に考えられてきた、宗教と経済活動との関わりを解明。中世社会の輪郭を鮮明に描くと共に、国民国家という枠組みをも超えてゆくべき、現代歴史学の課題を提言。網野史学の全容を俯瞰できる名著。
目次
- 1 境界(境界に生きる人びと—聖別から賎視へ;中世の商業と金融「資本主義」の源流)
- 2 聖と賎(中世における聖と賎の関係について;中世における悪の意味について)
- 3 音と声(中世の音の世界—鐘・太鼓・音声)
- 4 宗教者(一遍聖絵—過渡期の様相)
「BOOKデータベース」 より