日本とフランス「官僚国家」の戦後史
著者
書誌事項
日本とフランス「官僚国家」の戦後史
(NHKブックス, 1245)
NHK出版, 2017.3
- タイトル別名
-
日本とフランス官僚国家の戦後史
- タイトル読み
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ニホン ト フランス「カンリョウ コッカ」ノ センゴシ
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注記
参考文献: p213-219
内容説明・目次
内容説明
フランスと日本は、先進国の中でも、左右のイデオロギー対立が極めて長く続いたという共通性を持つ。また、共に強固な「官僚国家」であり、エリートの主導によって高度経済成長を達成した点も同様である。本書は、戦後から現在までの両国の政治過程をパラレルに追っていく。ナチスへの戦争協力と軍国主義という「負の遺産」の克服、終戦から高度経済成長までの道筋、六〇・七〇年代の「民主化」の時代から八〇年代の「自由化」の時代への転換、イデオロギー対立の終焉とグローバリズムの席巻、そして現在のポピュリズムの高まり…。二つの「官僚国家」の七〇年の軌跡から、民主制の未来を見通す試み。
目次
- 第1章 戦後への「負の遺産」
- 第2章 イデオロギー対立の構造
- 第3章 「官僚国家」の高度経済成長
- 第4章 「民主化」から「自由化」へ
- 第5章 世紀転換期の展開
- 第6章 二一世紀の政治構造の変化とポピュリズム
「BOOKデータベース」 より