環境政策史 : なぜいま歴史から問うのか
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書誌事項
環境政策史 : なぜいま歴史から問うのか
(法政大学大原社会問題研究所叢書)
ミネルヴァ書房, 2017.3
- タイトル別名
-
Minerva shobo librairie
- タイトル読み
-
カンキョウ セイサクシ : ナゼ イマ レキシ カラ トウ ノカ
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注記
参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
本書は、環境政策に対して、歴史的視点からの分析を試みるものである。環境問題の研究は様々な学問分野に広がっていったが、政策の誕生背景、政策過程、その後の展開を丹念に解き明かした業績はまだ少ない。今日の複雑な環境問題の諸相を理解し、環境政策の将来像を構想するためには、政策の来歴の解明が必要である。本書では環境政策史の理論的検討と、異なる時期や地域を対象としたケース・スタディを展開し、多様な環境政策史研究の方向性を示す。
目次
- 第1章 環境政策史という視座—「仕掛け」としての意義
- 第2章 環境政策史における社会モデル—「時間」をいかに変数にいれるのか
- 第3章 1950年代英領東アフリカの農業開発とエコロジー—植民地科学者からみた開発と環境
- 第4章 訴訟過程と環境政策史研究—スネイルダーター事件における政府の訴訟活動から
- 第5章 国民投票後のスウェーデンのエネルギー政策—脱原発のための施策は十分だったのか
- 第6章 環境課徴金制度の挫折—オランダのミネラル会計制度の場合
- 第7章 ドイツ・脱原発政策と政治の変容—パースペクティブ拡張の試み
- 第8章 環境配慮のための法制度の推移—漁業法と農薬取締法にみる環境配慮
「BOOKデータベース」 より