世界史のなかの近世
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世界史のなかの近世
(青山学院大学総合研究所叢書)
慶應義塾大学出版会, 2017.3
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セカイシ ノ ナカ ノ キンセイ
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世界史のなかの近世
2017.3.
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世界史のなかの近世
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文献あり
Description and Table of Contents
Description
近世と呼ばれる時代に、近代とも中世とも異なる強固な独自性を見出す研究潮流が、世界各地に生まれている。本書は、日本、イギリス、フランスを研究対象とする歴史学・文学の研究者たちが、それぞれの研究対象における「近世的なもの」を追究し、共通する特徴を浮かび上がらせた、画期的な共同研究の成果である。伝統の再解釈による文化の活性化、文学の世俗化・大衆化、人々の移動の拡大や身分制の再構成による社会の変容など、近世を画する重要な論点に迫り、それらを世界史的文脈のなかに位置づける、意欲的な論考8本を収載。
Table of Contents
- 序章 「近世」と「アーリー・モダン」
- 第1章 イギリス近代における中世観の変容—アーサー王伝説受容史を手掛かりとして
- 第2章 シェイクスピア劇にみる「近世」
- 第3章 西欧における中世から近世への移行—フランス中世後期の貴族層の動向を中心に
- 第4章 熊谷・敦盛説話の近世的変容—父子関係を中心に
- 第5章 馬琴の古典再解釈—『椿説弓張月』と昔話・神話
- 第6章 近世村社会における文化の大衆化について—西伊豆戸田湊に来る旅芸人を事例として
- 第7章 フランス人の見た文楽
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