アメリカはいかにして日本を追い詰めたか : 「米国陸軍戦略研究所レポート」から読み解く日米開戦
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アメリカはいかにして日本を追い詰めたか : 「米国陸軍戦略研究所レポート」から読み解く日米開戦
(草思社文庫)
草思社, 2017.2
- タイトル別名
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Japan's decision for war in 1941 : some enduring lessons
アメリカはいかにして日本を追い詰めたか : 米国陸軍戦略研究所レポートから読み解く日米開戦
- タイトル読み
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アメリカ ワ イカニ シテ ニホン オ オイツメタカ : ベイコク リクグン センリャク ケンキュウジョ レポート カラ ヨミトク ニチベイ カイセン
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内容説明・目次
内容説明
圧倒的な工業力格差を承知しながら、日本はなぜ真珠湾攻撃を決断したのか。なおも議論が尽きないこのテーマを、米国の国防政策専門家ジェフリー・レコード氏が分析。過重な経済制裁を加えて日本を「戦争か、米国への隷属か」の二者択一へと追い詰めたルーズベルト大統領の外交政策に開戦原因の一半があったと結論づける。これをまとめた「米国陸軍戦略研究所レポート」に、米側資料を駆使した日米関係史研究で注目される渡辺惣樹氏が詳細な解説を付す。開戦責任をひとり日本に帰し、内省的に語る戦後史観に修正を迫る、瞠目の書。
目次
- 米国陸軍戦略研究所レポート 日本の戦争決断一九四一年:その今日的教訓(日米開戦のプロセスを検証する;真珠湾攻撃とは何だったのか;日本の侵略とアメリカの反応—一九三七‐一九四一年;日本の判断の基礎となった仮定;日本の決断;失敗したルーズベルトの日本牽制;経済的な締めつけの代償;汲みとるべき七つの教訓)
- 解説 異様なルーズベルト外交と米国世論を理解できなかった日本外交:「米国陸軍戦略研究所レポート」解読のヒント(ルーズベルト政権の「邪悪な意思」の存在をめぐる論争;レコード論文の立ち位置とその主張;ハル・ノートの本質とハミルトン・フィッシュ下院議員の悔恨)
「BOOKデータベース」 より