徽宗『大観茶論』の研究
著者
書誌事項
徽宗『大観茶論』の研究
(世界茶文化学術研究叢書, 3)
宮帯出版社, 2017.3
- タイトル別名
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徽宗大観茶論の研究
- タイトル読み
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キソウ『タイカン サロン』ノ ケンキュウ
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注記
徽宗略年譜: p270-272
引用文献あり
内容説明・目次
内容説明
抹茶法の起源。栄西が日本に中国茶の情報をもたらす一世紀前に出された徽宗の勅作とされる『大観茶論』は、宋の喫茶文化を知る必須文献で中国の茶資料の中でも白眉の書である。「白茶」「茶筅」が登場するなど、日本の喫茶文化史を考える上でも欠くことができない。今ここに初めてその専書が生まれた。
目次
- 1 『大観茶論』と日本(徽宗と『大観茶論』)
- 2 『大観茶論』の内容とその影響(『大観茶論』の白茶;『大観茶論』における「白茶」と「点茶」に対する理解;趙佶『大観茶論』の歴史的影響)
- 3 宋代の茶文化(「点茶」の語誌—その起源と変遷;「撃払する」茶の流行と茶筅;宋・遼・金の朝廷茶礼;蘇軾にみる茶詞の基本詞法の成立について;宋代周辺諸国及び海外市場における茶葉流通及び管理について)
- 4 史料(『大観茶論』(宛委山堂本『重較説郛』所収)原文)
「BOOKデータベース」 より