ガリラヤからローマへ : 地中海世界をかえたキリスト教徒

書誌事項

ガリラヤからローマへ : 地中海世界をかえたキリスト教徒

松本宣郎 [著]

(講談社学術文庫, [2426])

講談社, 2017.4

タイトル読み

ガリラヤ カラ ローマ エ : チチュウカイ セカイ オ カエタ キリストキョウト

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注記

山川出版社1994年刊の文庫化

叢書番号はブックジャケットによる

図版出典一覧: p311

年表: p314-317

文献案内: p318-330

内容説明・目次

内容説明

イエスがローマ総督によって処刑されたとき、帝国にとってまだそれは辺境属州の些細なできごとでしかなかった。しかし、やがて彼を神の子と信ずる奇妙な集団が都市にあらわれる。キリスト教徒と呼ばれたいかがわしく忌まわしい存在は、迫害を乗り越え、徐々に信徒の数と伝道の地域を拡大していく。地中海世界そのものをかえた心性のドラマを描く。

目次

  • 第1章 キリスト教徒の誕生(ガリラヤのイエス;イエスからパウロへ)
  • 第2章 迫害の心性(迫害、その現実;キリスト教徒とは何だったのか;「キリスト教徒たる名そのもの」)
  • 第3章 ローマ都市のパフォーマンス(地中海都市の素顔;富める者と貧しき者;奴隷の信仰;キリスト教徒のイメージ)
  • 第4章 性の革命(古代都市民にとっての性;性の饗宴;性と罪)
  • 第5章 魔術師としてのイエス(魔術の風景;魔術師イエスとその弟子たち)

「BOOKデータベース」 より

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