日本国憲法の誕生
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日本国憲法の誕生
(岩波現代文庫, 学術 ; 361)
岩波書店, 2017.4
増補改訂版
- タイトル読み
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ニホンコク ケンポウ ノ タンジョウ
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注記
憲法制定年表: 巻末p13-22
岩波現代文庫版(岩波書店, 2009年刊)の同名書をもとに、大幅に増補改訂したもの
内容説明・目次
内容説明
現憲法制定過程で何が起きたか。第九条制定の背景にはいかなる事情が存在していたか。GHQ側、日本側の動向を徹底的に検証して定評ある叙述が、新資料に基づく知見を加えてさらに充実。戦後の平和主義の原点を再照射する論点を明確にすべく、大幅な増補をしつつ、全面的に改訂された本書は、私たちの同時代に対する視点も鋭くするだろう。施行から七〇年を経て、「改正」問題が課題になるなか、憲法をめぐる議論の必読書である。
目次
- 「玉砕」から「平和国家」へ
- 最初の憲法改正案
- 民権思想の復権
- 明治憲法の評価をめぐって
- GHQ案の基本設計
- GHQ案—「戦争の放棄」の深層
- GHQ案の天皇・人権・地方自治条項
- 第二の「敗戦」
- 日本化への苦闘
- 草案要綱の発表へ
- 東京帝国大学「憲法研究委員会」の役割
- 米国政府対マッカーサー
- 帝国議会での修正
- 「芦田修正」の残映
- 「押しつけ」が残したもの
- みじかい春から七〇年
「BOOKデータベース」 より