大正期の結婚相談 : 家と恋愛にゆらぐ人びと

書誌事項

大正期の結婚相談 : 家と恋愛にゆらぐ人びと

桑原桃音著

晃洋書房, 2017.3

タイトル別名

大正期における配偶者選択に関する歴史社会学的研究 : 『讀賣新聞』「身の上相談」欄にみる葛藤の分析

タイトル読み

タイショウキ ノ ケッコン ソウダン : イエ ト レンアイ ニ ユラグ ヒトビト

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注記

博士論文「大正期における配偶者選択に関する歴史社会学的研究 : 『讀賣新聞』「身の上相談」欄にみる葛藤の分析」 (龍谷大学, 2013年) を大幅に加筆・修正したもの

参考文献: 巻末p1-12

内容説明・目次

内容説明

大正期の『讀賣新聞』「身の上相談」を分析。人びとは、結婚相手(配偶者)の選択にあたって、誰に配慮し、どのような条件をもとめていたのか。その葛藤の様相をあきらかにした配偶者選択の歴史社会学。

目次

  • 序論 社会の変動にゆらぐ結婚観
  • 第1章 伝統性/近代性というゆらぎを超えて(家族に関する研究;結婚観に関する研究;配偶者選択の歴史社会学に向けて—本書の課題)
  • 第2章 『讀賣新聞』「身の上相談」の登場—結婚問題を共有する場の成立(問題を共有できる活字メディア;大正期『讀賣新聞』「身の上相談」の概要;「身の上相談」の読者と投稿者;「身の上相談」の関係者;「現実」を吟味改善しあう読者、投稿者、回答者)
  • 第3章 結婚相手を誰がどう選ぶのか(友愛結婚の諸相;友愛結婚の方法)
  • 第4章 結婚相手に求められる条件(人格にかかわる条件;純潔—人格・身体どちらにもかかわる条件;身体にかかわる条件)
  • 結論 家と恋愛のゆらぎ、そして現代へ

「BOOKデータベース」 より

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