長崎 : 記憶の風景とその表象
著者
書誌事項
長崎 : 記憶の風景とその表象
晃洋書房, 2017.4
- タイトル読み
-
ナガサキ : キオク ノ フウケイ ト ソノ ヒョウショウ
大学図書館所蔵 件 / 全52件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
参考文献: 章末
内容説明・目次
内容説明
長崎に生きるとは、重層する記憶の風景の中に在ることである。近世以降の出来事の重層性と海域における交流の越境性の交叉する時空間の中で、「長崎」の類例のない歴史経験を明らかにする。従来の長崎研究の空所に光を当てる学際的探求の試み。
目次
- 序章—青来有一の問いを補助線として
- 第1部 都市の記憶を表象する(出来事と語り、そして他者へ語り継ぐ;「長崎」の記憶として軍艦島を語ることは可能か—世界遺産登録をめぐって;神ノ島の風景を読み解く—砲台跡・聖母像・カトリック住民の語り)
- 第2部 原爆被災を表象する(長崎のカトリック教界におけるローマ教皇来訪の波紋;観光都市における被爆の表象—地図に描かれる長崎を例として;なぜ平和を訴えるのか—戦災復興事業をめぐる長崎政財界の動向と原爆被災者)
- 第3部 東アジア史・世界史の中に長崎を置く(平戸におけるジョン・セーリス—一七世紀の国際移動と国際交流;近世日朝交流の記憶と景観;海港都市長崎と表象の政治—鉄道院編の旅行ガイドブックをてがかりに;「長崎の教会群」世界遺産推薦取り下げから見えてくるもの)
「BOOKデータベース」 より