教師宮沢賢治のしごと
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書誌事項
教師宮沢賢治のしごと
(小学館文庫, [は16-1])
小学館, 2017.2
- タイトル読み
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キョウシ ミヤザワ ケンジ ノ シゴト
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注記
宮沢賢治教育関係年譜: p240-250
小学館1988年11月刊を文庫化したもの
内容説明・目次
内容説明
大正一〇年から一五年まで、宮沢賢治は故郷・花巻の農学校で教鞭をとった。当時の教え子たちの心には、いつまでも色褪せることのない“賢治先生”の姿が生き続けている。公式だけでは絶対に解けない代数の問題。生徒たちを二班に分けて競わせた英語のスペリング競争。土壌学の授業では地球の成り立ちをまるで詩のようにうたいあげ、肥料学では、一枚の細胞絵図から生命の記憶を説き起こす。そして、生まれたばかりの『風野又三郎』や『春と修羅』の作品群を生徒たちに朗読して聞かせたという国語の授業—。知られざる宮沢賢治の教室が入念な取材でよみがえる。
目次
- 星からきた先生
- 初めての授業
- 再現 代数の授業
- 再現 英語の授業
- 教師としての妹トシ
- 再現 土壌学の授業
- 再現 肥料学の授業
- 実習 「イギリス海岸」
- 実習 音楽演劇教育
- 参照 温泉学大演習
- 幻の国語授業
- 作品の中の教師像生徒像—「或る農学生の日誌」
- 非行問題・学力試験
- 退職そして羅須地人協会へ
- 卒業生そのそれぞれの人生
- 花巻農業高等学校の現在
- 教育は芸術なり
「BOOKデータベース」 より