『源氏物語』放談 : どのようにして書かれていったのか
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『源氏物語』放談 : どのようにして書かれていったのか
(島津忠夫著作集 / 島津忠夫著, 別巻3)
和泉書院, 2017.4
- タイトル別名
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源氏物語放談 : どのようにして書かれていったのか
- タイトル読み
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ゲンジ モノガタリ ホウダン : ドノヨウニ シテ カカレテ イッタ ノカ
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内容説明・目次
内容説明
『源氏物語』五十四帖は、どのようにして書かれていったのか。紫式部の周辺には、すでに物語の書ける女房もいくらもいた。いくつかの巻は、紫式部工房での競作に成るのではないか?名古屋の「源氏の会」で、四十五年間にわたって講義して来た著者が、いまその真相に迫る。
目次
- はじめに—『源氏物語』と私
- 作品の成立と諸伝本—成立論のために
- 『源氏物語』成立論への興味
- 短編から長編へ—伏線と芽
- 最初に書かれたのは「若紫」か—帚木三帖と「若紫」と
- 「末摘花」から見えるもの
- 「桐壷」はいつ書かれたか
- 最初の長編化への道—「葵」「賢木」から「須磨」へ
- 明石の物語の発端—「明石」から「澪標」へ
- 「蓬生」と「関屋」—もしかすると紫式部の筆ではないかも〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より