堤中納言物語の真相
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堤中納言物語の真相
武蔵野書院, 2017.4
- タイトル読み
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ツツミ チュウナゴン モノガタリ ノ シンソウ
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内容説明・目次
内容説明
今ある本文、今ある注釈を鵜呑みにしてはならない。—『堤中納言物語』研究への革新的提言の書。本文批判の徹底と厳密な本文解釈にこだわり、従来の漫然たる読みを洗い直す。書名そのものをめぐる独自の仮説も収録。
目次
- 1 『このついで』試論—第二話の読解を手がかりとして
- 2 『このついで』篇名由来考
- 3 観音霊験譚としての『貝あはせ』—観音の化身、そして亡き母となった男
- 4 『ほどほどの懸想』試論—頭中将は後悔したか
- 5 幻惑装置としての現存本文—『逢坂越えぬ権中納言』復元
- 6 『思はぬ方にとまりする少将』ところどころ
- 7 『はなだの女御』の“跋文”を考える—『堤中納言物語』の本文批判と解釈
- 8 『堤中納言物語』書名試論
「BOOKデータベース」 より