列島語り : 出雲・遠野・風土記
著者
書誌事項
列島語り : 出雲・遠野・風土記
青土社, 2017.5
- タイトル別名
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列島語り : 出雲遠野風土記
- タイトル読み
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レットウガタリ : イズモ トオノ フドキ
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注記
索引: 巻末
内容説明・目次
内容説明
忘れられた日本列島をもとめて。出雲の歴史に古の敗者たちの声を聞き、遠野の伝承に語りのもつ意味を見つめ、風土記から忘れられた人々の息遣いを掘り起す。古代文学者と民俗学者がそれぞれの知見からくりかえし言葉を重ねて生まれた、奇跡のような対談。これはただの対談集ではない。対談のかたちをかりた、大いなる宣言の書。
目次
- 第1章 出雲は何を問いかけるか(出雲をめぐる連想;海が繋ぐ文化 ほか)
- 第2章 「遠野物語」と伝承世界(生きられた伝承世界へ;『遠野物語』と『遠野物語拾遺』 ほか)
- 第3章 死者へむかう物語—鎮魂と和解のための物語論(震災復興から物語のほうへ;『遠野物語』第九九話—死者をめぐる物語 ほか)
- 第4章 語りの世界を旅する—古事記と風土記から(古事記と日本書紀と風土記;三浦説に対する反応 ほか)
- 第5章 忘れ去られた海の道(出雲の謎にせまる;船と翡翠 ほか)
「BOOKデータベース」 より