書誌事項

敗者の想像力

加藤典洋著

(集英社新書, 0882B)

集英社, 2017.5

タイトル読み

ハイシャ ノ ソウゾウリョク

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注記

季刊誌『kotoba』(集英社刊) 連載の「敗者の想像力」(2015年春号~2017年冬号) と『新潮』(新潮社刊) 掲載「シン・ゴジラ論 (ネタバレ注意)」(2016年10月号)、『すばる』(集英社刊) 掲載「『水死』のほうへ : 大江健三郎と沖縄」(2017年5月号) に大幅な加筆・修正を加えたもの

内容説明・目次

内容説明

一九四五年、日本は戦争に負け、他国に占領された。それから四半世紀。私たちはこの有史以来未曾有の経験を、正面から受けとめ、血肉化、思想化してきただろうか。日本の「戦後」認識にラディカルな一石を投じ、九〇年代の論壇を席巻したベストセラー『敗戦後論』から二〇年。戦争に敗れた日本が育んだ「想像力」を切り口に、敗北を礎石に据えた新たな戦後論を提示する。本書は、山口昌男、大江健三郎といった硬派な書き手から、カズオ・イシグロ、宮崎駿などの話題作までを射程に入れた、二一世紀を占う画期的な論考である。

目次

  • はじめに 想像力にも天地があること—小津安二郎、『敗北の文化』、カズオ・イシグロ
  • 第1部 敗者の日本(私たちが被占領民だったころ—W.G.ゼーバルト、林達夫、朴泰遠;占領下の文学—第三の新人、曽野綾子、大江健三郎、目取真俊;ゴジラは死んで、どこに行くのか?—本多猪四郎、R.エメリッヒ、G.エドワーズ;シン・ゴジラ論(ネタバレ注意)—庵野秀明)
  • 第2部 敗者の戦後(低エントロピーと「せり下げ」—山口昌男と多田道太郎;世界の奴隷として考えること—吉本隆明と鶴見俊輔;「成長」なんて怖くない—宮崎駿と手塚治虫;大江健三郎の晩年)
  • 終わりに 『水死』のほうへ—大江健三郎と沖縄

「BOOKデータベース」 より

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