大山詣り

Author(s)

    • 川島, 敏郎 カワシマ, トシロウ

Bibliographic Information

大山詣り

川島敏郎著

(有隣新書, 79)

有隣堂, 2017.4

Title Transcription

オオヤママイリ

Available at  / 29 libraries

Note

大山関係の主な参考文献一覧: p212-213

Description and Table of Contents

Description

江戸時代中期以降、関東一円の庶民は講中を組織して、一路大山へと参詣に向かった。「大山詣り」の道中すべてを演出したのが、修験を出自とする御師たちであった。大山へと向かう街道(大山道)には、鳥居や数多くの道標などが設置され、参詣客の便宜を図った。浮世絵などに活写されたその賑わいは、旅案内書、旅日記などでも窺い知ることができる。大山の歴史を通観し、縁起絵巻、霊験記をはじめとする各種史料を読み解くことで、大山信仰の全貌を描き出し、現在辿ることのできる史跡にまで言及する。

Table of Contents

  • 第1章 大山の歴史
  • 第2章 『大山寺縁起絵巻』を読み解く
  • 第3章 『大山不動霊験記』からみた大山信仰の諸相
  • 第4章 大山講の師檀関係
  • 第5章 旅案内書・旅日記からみた近世の大山
  • 第6章 文芸・絵画資料からみた大山信仰
  • 第7章 大山道と大山道標
  • 第8章 石造大山二ノ鳥居の建立と民衆の躍動
  • 第9章 大山を歩く

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