日本人は死んだらどこへ行くのか

書誌事項

日本人は死んだらどこへ行くのか

鎌田東二著

(PHP新書, 1095)

PHP研究所, 2017.5

タイトル別名

日本人は死んだらどこへ行くのか

タイトル読み

ニホンジン ワ シンダラ ドコ エ ユクノカ

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内容説明・目次

内容説明

私たちは死んだらどこへ行くのか—。これは誰もが必ず直面する問いであろう。この問いは、大いなる不安を伴うものであり、ときに絶望ですらあり、さらに深い孤独を感じさせるものでもある。しかし古来、日本人は死についてどのように考えてきたかを知ることで、自分自身にとっての答えが見えてくる…。宮沢賢治、遠藤周作、本居宣長、柳田國男、折口信夫らの議論から、怨霊思想、和歌の生命力、アニミズム的発想、自分史的観点までをふまえつつ、「死」と「日本人」の関係を結び直し、現代の「安心」を求める意欲作。

目次

  • 序章 変容する「死」の風景—孤独、矛盾、そして安心
  • 第1章 臨死体験、生まれ変わりへの興味—「死」を探究する
  • 第2章 「縁」をいかに結び直すか—『先祖の話』と個人の救済
  • 第3章 『古事記』の死生観—本居宣長と平田篤胤の安心
  • 第4章 怨霊と鎮魂—悪しき霊をいかに救うか
  • 第5章 星になる、風になる—「草木国土悉皆成仏」の思想
  • 終章 「死」と「史」と「詩」—ディープエコロジーと自分史

「BOOKデータベース」 より

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