なんの変哲もない取り立てて魅力もない地方都市それがポートランドだった : 「みんなが住みたい町」をつくった市民の選択

書誌事項

なんの変哲もない取り立てて魅力もない地方都市それがポートランドだった : 「みんなが住みたい町」をつくった市民の選択

畢滔滔著

白桃書房, 2017.3

タイトル別名

From "a growth machine" to "a livable city" : changes in city planning of Portland, Oregon since the 1970s

なんの変哲もない取り立てて魅力もない地方都市それがポートランドだった : みんなが住みたい町をつくった市民の選択

タイトル読み

ナンノ ヘンテツ モ ナイ トリタテテ ミリョク モ ナイ チホウ トシ ソレ ガ ポートランド ダッタ : 「ミンナ ガ スミタイ マチ」オ ツクッタ シミン ノ センタク

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注記

参考文献: p231-237

内容説明・目次

内容説明

さえない地方都市、ポートランド。そんなポートランドを、成長マシンの都市としてしまうような都市開発に動きが襲い、さらに無色の町に仕立てていこうとした時、若手の議員が、都市計画者・建築家・弁護士等の専門職業人が、そして市民が、その計画に待ったをかけた。私達が望んでいるのは、そんな町ではないと。そして生まれた「住みたい町No.1のポートランド」。旧勢力との闘い、財政的な問題、様々な課題をどう切り抜けていったのか、本書はそれを丁寧にすくい取り、その都市レジームの変化の軌跡を描いていく。

目次

  • 序章 ポートランド:「成長マシン」から「住みたい町」への変化
  • 第1章 「成長マシン」としての歴史
  • 第2章 「成長マシン」を脱するための土壌:1960年代米国社会の変化
  • 第3章 まちづくりのターニングポイント:1970年代ダウンタウンの再生
  • 第4章 パールディストリクト:物流・工業地区からポートランドの「ソーホー地区」へ
  • 第5章 セントラルイースト工業地区:都心に生き残る中小製造企業の集積
  • 第6章 ものづくりベンチャーを育てる起業家達:メーカー・スペースADXの事
  • 終章 都市レジームの変化を目指して

「BOOKデータベース」 より

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