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日記で読む近現代日本政治史

黒沢文貴, 季武嘉也編著

(史料で読み解く日本史, 2)

ミネルヴァ書房, 2017.4

Other Title

日記で読む近現代日本政治史

Title Transcription

ニッキ デ ヨム キンゲンダイ ニホン セイジシ

Note

参考文献: 各章末

近現代日本政治史の主要日記: p303-340

Contents of Works
  • 近現代日本の日記 / 黒沢文貴 [執筆]
  • 『木戸孝允日記』と『大久保利通日記』 : 明治新政府を支えた維新の志士 / 西川誠 [執筆]
  • 谷干城 : 明治保守主義の実相 / 小林和幸 [執筆]
  • 『植木枝盛日記』と『近衛篤麿日記』 : 「浮遊」する二つの特異な個性 / 村瀬信一 [執筆]
  • 『明治天皇紀』 : 明治天皇の動静を伝える実証的記録 / 小林和幸 [執筆]
  • 『財部彪日記』と『宇都宮太郎日記』 : 交錯する陸海軍人の日記 / 櫻井良樹 [執筆]
  • 『原敬日記』と『田健治郎日記』 : 帝国議会の舞台裏 / 季武嘉也 [執筆]
  • 『牧野伸顕日記』と『侍従次長河合弥八日記』 : 昭和天皇(摂政宮)をめぐる宮中と政治 / 黒沢文貴 [執筆]
  • 『倉富勇三郎日記』 : 天皇・皇族と宮中の一級史料 / 伊藤之雄 [執筆]
  • 『四竈孝輔日記』と『奈良武次日記』 : 大正天皇に仕えた二人の侍従武官 / 梶田明宏 [執筆]
  • 『畑俊六日記』 : 張作霖爆殺事件と関東軍の張学良擁立構想 / 小林道彦 [執筆]
  • 『岡田啓介日記』と『加藤寛治日記』 : ロンドン海軍条約締結をめぐる葛藤 / 相澤淳 [執筆]
  • 『浜口雄幸日記』 : ライオン宰相の足跡 / 川田稔 [執筆]
  • 『宇垣一成日記』と『真崎甚三郎日記』 : 事件の黒幕とされた二人 / 加藤陽子 [執筆]
  • 『本庄繁日記』 : 満州事変と二・二六事件の渦中で / 照沼康孝 [執筆]
  • 『芦田均日記』、『重光葵手記』、『石射猪太郎日記』 : 昭和戦前期の外交官の栄光と挫折 / 武田知己 [執筆]
  • 『矢部貞治日記銀杏の巻』と『暗黒日記』(清沢冽) : 戦中期知識人の国際秩序論 / 酒井哲哉 [執筆]
  • 『滞日十年』(グルー)と『西園寺公と政局』(原田熊雄) : 駐日アメリカ大使から見た日本の「穏健派」 / 戸部良一 [執筆]
  • 『大本営陸軍部戦争指導班機密戦争日誌』 : 開戦決意をめぐる攻防 / 波多野澄雄 [執筆]
  • 『木戸幸一日記』と『細川日記』(細川護貞) : 昭和終戦期の政界上層部 / 古川隆久 [執筆]
  • 『高松宮日記』と『高木惣吉日記』 : 協力しつつも対照的な二人 / 小磯隆広 [執筆]
  • 『東久邇宮日記』(東久邇宮稔彦王)と『徳川義寛終戦日記』 : 「武は文にゆずる」 / 波多野澄雄 [執筆]
  • 『近衛日記』(近衛文麿) : 「日本で最も長い一ヶ月」 / 庄司潤一郎 [執筆]
  • 『側近日誌』(木下道雄)と『寺崎英成・御用掛日記』 : 危機に瀕した皇室をいかに救うべきか / 茶谷誠一 [執筆]
  • 『石橋湛山日記』と『鳩山一郎・薫日記』 : 戦後の政党政治 / 福永文夫 [執筆]
  • 『佐藤榮作日記』と『楠田實日記』 : 長期政権下の外交と内政 / 河野康子 [執筆]
  • 『入江相政日記』と『卜部亮吾侍従日記』 : 昭和天皇の歴史認識 / 堀口修 [執筆]
Description and Table of Contents

Description

近現代の日本人はいかなる日記を残してきたのか。とりわけ政治の舞台で活躍した政治家、官僚、軍人、知識人たちは、どのような思いで日々の出来事を記録し続けてきたのか。本書では、明治・大正・昭和の百年間における主要な日記を取り上げ、その面白さと特徴を分かりやすく紹介する。また同時代の日記についての資料を巻末に盛り込む。日本政治史をより深く知ろうとする人には必携の一冊である。

Table of Contents

  • 近現代日本の日記
  • 第1部 明治・大正期の日記—立憲国家の形成(『木戸孝允日記』と『大久保利通日記』—明治新政府を支えた維新の志士;『植木枝盛日記』と『近衛篤麿日記』—「浮遊」する二つの特異な個性;『財部彪日記』と『宇都宮太郎日記』;『原敬日記』と『田健治郎日記』)
  • 第2部 大正末・昭和初期の日記—政党政治の展開と崩壊(『牧野伸顕日記』と『侍従次長河井弥八日記』—昭和天皇(摂政宮)をめぐる宮中と政治;『岡田啓介日記』と『加藤寛治日記』—ロンドン海軍条約締結をめぐる葛藤;『宇垣一成日記』と『真崎甚三郎日記』)
  • 第3部 昭和戦中期の日記—内外新秩序の模索と分裂(『芦田均日記』、『重光葵手記』、『石射猪太郎日記』—昭和戦前期の外交官の栄光と挫折;『矢部貞治日記 銀杏の巻』と『暗黒日記』(清沢冽);『滞日十年』(グルー)と『西園寺公と政局』(原田熊雄);『木戸幸一日記』と『細川日記』(細川護貞);『東久迩宮日記』(東久迩宮稔彦王)と『徳川義寛終戦日記』;『徳川義寛終戦日記』)
  • 第4部 昭和戦後期の日記—戦後体制の形成(『側近日誌』(木下道雄)と『寺崎英成・御用掛日記』—危機に瀕した皇室をいかに救うべきか;『石橋湛山日記』と『鳩山一郎・薫日記』—戦後の政党政治;『佐藤榮作日記』と『楠田實日記』)

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