ジェイン・オースティン研究の今 : 同時代のテクストも視野に入れて

書誌事項

ジェイン・オースティン研究の今 : 同時代のテクストも視野に入れて

日本オースティン協会編

彩流社, 2017.4

タイトル別名

New insights into Jane Austen and her contemporaries

ジェインオースティン研究の今 : 同時代のテクストも視野に入れて

タイトル読み

ジェイン・オースティン ケンキュウ ノ イマ : ドウジダイ ノ テクスト モ シヤ ニ イレテ

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注記

文献: 各章末

略年譜: p375-378

内容説明・目次

内容説明

オースティンの切り拓いた世界と技法、そして現在への接続を明らかに。現代でもドラマ化、映画化と人気ながら、閉じられた世界を描いていると見なされてきたオースティン作品。最前線の研究者がこれまでの定説を覆し、社会や時代との積極的な関わり、現代における受容と普遍性を論じる。ジェイン・オースティン協会10周年記念論集。

目次

  • 第1部 切り結ぶオースティン—作品とそのコンテクスト(ティルニー将軍とティラニー—『ノーサンガー・アビー』に込められたメッセージ;オースティンと「英国的」感受性—同時代の演劇と小説から読み解く『分別と多感』 ほか)
  • 第2部 企むオースティン—その眼識と技巧(容赦のない風刺と近代的知性—『分別と多感』の挑戦;読みの応酬—『レイディ・スーザン』の書簡体の奥へ ほか)
  • 第3部 呼応し、時空を超えるオースティン—影響と変奏(女性作家と財産継承のレトリック;描かれる老女と中年女—『エヴリーナ』と『レイディ・スーザン』考 ほか)
  • 第4部 同時代作家たち(喜劇と女性らしさの間で—『エヴリーナ』を読む;ゴシック小説と空想の詩学—アン・ラドクリフの『ユードルフォの謎』 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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