「維新革命」への道 : 「文明」を求めた十九世紀日本

書誌事項

「維新革命」への道 : 「文明」を求めた十九世紀日本

苅部直著

(新潮選書)

新潮社, 2017.5

タイトル別名

維新革命への道 : 文明を求めた十九世紀日本

タイトル読み

「イシン カクメイ」エノ ミチ : 「ブンメイ」オ モトメタ ジュウキュウセイキ ニホン

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注記

参考文献: p275-283

「考える人」2015年夏号-2017年春号連載「「文明」との遭遇」を増補・加筆修正したもの

内容説明・目次

内容説明

明治維新で文明開化が始まったのではない。すでに江戸後期に日本近代はその萌芽を迎えていたのだ—。荻生徂徠、本居宣長、山片蟠桃、頼山陽、福澤諭吉、竹越與三郎ら、徳川時代から明治時代にいたる思想家たちを通観し、十九世紀の日本が自らの「文明」観を成熟させていく過程を描く。日本近代史を「和魂洋才」などの通説から解放する意欲作。

目次

  • 「諸文明の衝突?」から四半世紀
  • 「維新」と「革命」
  • ロング・リヴォルーション
  • 逆転する歴史
  • 大坂のヴォルテール
  • 商業は悪か
  • 「経済」の時代
  • 本居宣長、もう一つの顔
  • 新たな宇宙観と「勢」
  • 「勢」が動かす歴史
  • 「封建」よさらば
  • 「文明開化」のおとずれ

「BOOKデータベース」 より

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