幕府海軍の興亡 : 幕末期における日本の海軍建設
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幕府海軍の興亡 : 幕末期における日本の海軍建設
慶應義塾大学出版会, 2017.5
- タイトル別名
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幕府海軍の興亡 : 幕末期における日本の海軍建設1853-1968年
- タイトル読み
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バクフ カイグン ノ コウボウ : バクマツキ ニオケル ニホン ノ カイグン ケンセツ
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注記
博士学位請求論文「幕府海軍の興亡 : 幕末期における日本の海軍建設1853-1968年」 (防衛大学校, 2013年提出) を加筆修正したもの
幕府海軍関係年表: p247-249
参考文献リスト: p251-272
収録内容
- 近世日本の海軍力に関する諸問題
- 近世日本人の海軍認識 : 竹川竹斎「護国論」を中心に
- 幕臣勝麟太郎の海軍論 : 嘉永六年海防建白書を中心に
- 安政期の海軍建設と咸臨丸米国派遣 : 訓練から実動への転換
- 万延・文久期の海軍建設 : 艦船・人事・経費
- 文久期の海軍運用構想
- 元治・慶応期の海軍建設と第二次幕長戦争
- 慶応の改革と幕府海軍の解体
内容説明・目次
内容説明
本書は、幕末期に江戸幕府が創設した近代海軍、いわゆる幕府海軍の実態を解明するものである。明治期以降に偏重していたこれまでの海軍研究とは一線を画し、本書では幕末期の海軍建設と、明治海軍との連続性、非連続性に焦点を当てる。伊勢の豪商竹川竹斎、幕臣勝麟太郎(海舟)ら近世日本人の海軍認識、咸臨丸米国派遣の成果と課題、艦船運用や経費執行の状況、人事システムの構築、第二次幕長戦争における戦闘の様相、明治政府への移管など、幕府海軍の軍事組織としての活動実態を、広範な史料を駆使して明らかにする。
目次
- 序章 近世日本の海軍力に関する諸問題
- 第1章 近世日本人の海軍認識—竹川竹斎「護国論」を中心に
- 第2章 幕臣勝麟太郎の海軍論—嘉永六年海防建白書を中心に
- 第3章 安政期の海軍建設と咸臨丸米国派遣—訓練から実動への転換
- 第4章 万延・文久期の海軍建設—艦船・人事・経費
- 第5章 文久期の海軍運用構想
- 第6章 元治・慶応期の海軍建設と第二次幕長戦争
- 第7章 慶応の改革と幕府海軍の解体
「BOOKデータベース」 より