読者ネットワークの拡大と文学環境の変化 : 19世紀以降にみる英米出版事情

書誌事項

読者ネットワークの拡大と文学環境の変化 : 19世紀以降にみる英米出版事情

小林英美, 中垣恒太郎編著

音羽書房鶴見書店, 2017.5

タイトル別名

The expanding networks of readers and the transition of literary environment : British and American publication since 1790's

タイトル読み

ドクシャ ネットワーク ノ カクダイ ト ブンガク カンキョウ ノ ヘンカ : 19セイキ イコウ ニ ミル エイベイ シュッパン ジジョウ

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注記

年表: p303-308

引用参考文献あり

内容説明・目次

目次

  • 第1部 イギリス編(予約購読形式出版詩集への定期刊行物書評—スコットランド詩人グラント夫人の事例研究;コックニー試派と出版社—十九世紀前半イギリスの出版事情;「ウェイヴァリー現象」—越境するテクストと十九世紀読者層の創出(および忘却);十九世紀における小説読者の拡大とディケンズ;イングランドにおける大衆読者層の形成と拡大;読者を啓発するジョイス—『ダブリンの市民』に描かれたアイルランド社会の病理;拡大する読者とヴァージニア・ウルフの「普通の読者」—ウルフのジャーナリズムと評論「斜塔」)
  • 第2部 アメリカ編(鉄筆の力—マガジニスト・ポーの軌跡を辿る;国民作家マーク・トウェインの生成とアメリカ出版ビジネスの成長—予約出版と知的財産権の概念整備;エミリ・ディキンソンと「読者」ネットワーク—南北戦争時に「送られた」詩と「送られなかった」詩;書物の流離譚—『ロリータ』の大西洋横断的出版ネットワーク)

「BOOKデータベース」 より

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