江戸時代恋愛事情 : 若衆の恋、町娘の恋

書誌事項

江戸時代恋愛事情 : 若衆の恋、町娘の恋

板坂則子著

(朝日選書, 960)

朝日新聞出版, 2017.6

タイトル別名

江戸時代 : 恋愛事情 : 若衆の恋、町娘の恋

江戸時代恋愛事情 : 若衆の恋町娘の恋

タイトル読み

エド ジダイ レンアイ ジジョウ : ワカシュ ノ コイ、マチムスメ ノ コイ

大学図書館所蔵 件 / 128

この図書・雑誌をさがす

注記

引用・参考文献: p305-309

内容説明・目次

内容説明

江戸時代に入って太平の世が長く続き各地で都市文化が発達すると、人々の暮らしは豊かになり、大衆小説や歌舞伎、浮世絵などのさまざまな楽しみが、瞬く間に庶民の間に浸透していく。いつの時代も「恋愛」は物語の主要テーマである。けれども「恋愛のかたち」は時代により大きく変わる。江戸初期には「若衆」がもて囃され、武家の「男色」譚がロマン性溢れる恋愛として語り継がれたが、すぐに遊女が恋の相手として浮上し、江戸後期には町娘が「かわいい」を演出して人気者になっていく。本書は多数の江戸期小説や春画・春本、浮世絵などをカラー画で示しながら、恋愛がどう描かれたかを丹念に読み解き、江戸の恋愛のかたちを描き出す。

目次

  • 第1章 仮名草子に描かれた男の恋
  • 第2章 『男色大鑑』に見る武家と歌舞伎の若衆
  • 第3章 性愛はどう描かれてきたか
  • 第4章 春画・春本から探る若衆をめぐる性愛
  • 第5章 戯作に見る色男の条件
  • 第6章 女性の身体、男性の身体
  • 第7章 変身する少女
  • 第8章 江戸の女子力、交錯する性

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ