チューリングの大聖堂 : コンピュータの創造とデジタル世界の到来

書誌事項

チューリングの大聖堂 : コンピュータの創造とデジタル世界の到来

ジョージ・ダイソン著 ; 吉田三知世訳

(ハヤカワ文庫, 7954-7955 . ハヤカワ文庫NF||ハヤカワ ブンコ NF ; NF491-492 . 「数理を愉しむ」シリーズ||スウリ オ タノシム シリーズ)

早川書房, 2017.3

タイトル別名

Turing's cathedral : the origins of the digital universe

タイトル読み

チューリング ノ ダイセイドウ : コンピュータ ノ ソウゾウ ト デジタル セカイ ノ トウライ

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注記

単行本2013年2月刊を2分冊で文庫化したもの

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784150504915

内容説明

現代のデジタル世界の発端は、数学者チューリングの構想した「チューリングマシン」に行きつく。理論上の存在だったそのマシンを現実に創りあげたのが万能の科学者フォン・ノイマン。彼の実現した「プログラム内蔵型」コンピュータが、デジタル宇宙を創成したのだ。開発の舞台となった高等研究所に残る文献や写真資料、インタビュー取材をもとに編まれた、決定版コンピュータ「創世記」。第49回日本翻訳出版文化賞受賞。

目次

  • 第1章 一九五三年
  • 第2章 オルデン・ファーム
  • 第3章 ヴェブレンのサークル
  • 第4章 ノイマン・ヤーノシュ
  • 第5章 MANIAC
  • 第6章 フルド219
  • 第7章 6J6
  • 第8章 V40
  • 第9章 低気圧の発生
巻冊次

下 ISBN 9784150504922

内容説明

科学者たちがコンピュータ開発を成し遂げられたのは、学問の自由と独立を守るプリンストンの高等研究所という舞台あればこそであった。そこでフォン・ノイマンはどう立ち回り、アインシュタインやゲーデルを擁した高等研究所はいかにしてその自由性を得られたのか。彼らの開発を支えた科学者・技術者はどのように現代に直結する偉業を成し遂げたか。大戦後の混乱に埋もれていた歴史事情を明らかにした大作。

目次

  • 第10章 モンテカルロ
  • 第11章 ウラムの悪魔
  • 第12章 バリチェリの宇宙
  • 第13章 チューリングの大聖堂
  • 第14章 技術者の夢
  • 第15章 自己複製オートマトンの理論
  • 第16章 マッハ九
  • 第17章 巨大コンピュータの物語
  • 第18章 三九番めのステップ

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB23842175
  • ISBN
    • 9784150504915
    • 9784150504922
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    2冊
  • 大きさ
    16cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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