現代ニッポン論壇事情社会批評の30年史
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書誌事項
現代ニッポン論壇事情社会批評の30年史
(イースト新書, 085)
イースト・プレス, 2017.6
- タイトル別名
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現代ニッポン論壇事情 : 社会批評の30年史
- タイトル読み
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ゲンダイ ニッポン ロンダン ジジョウ シャカイ ヒヒョウ ノ 30ネンシ
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内容説明・目次
内容説明
この30年、日本の論壇はどのように在ったのか。たとえば、「若者論」。バッシングから擁護へと大きく舵を切った「若者論」の背景には、年長世代の粗雑で自己肯定的な「世代論」があった。昨今のリベラル知識人のSEALDsへの前のめりな評価は、そのような若者の「政治利用」の帰結でもあるのではないか?本書で批判の俎上にあげられているのは、柄谷行人、上野千鶴子、内田樹、高橋源一郎、宮台真司、小熊英二、古市憲寿など。60年代・70年代・80年代生まれと、世代が異なる個性的な論客3人が現代ニッポンの言論空間を語り尽くす刺激的な鼎談。
目次
- 第1章 若者論のゆくえ(若者バッシングか、擁護か;後藤和智はなぜあの頃ウケたのか;バッシングへ舵を切った若者論 ほか)
- 第2章 文化と政治—社会運動の源流(ムーブメントとしての「DIY文化」;うたごえ運動と労音;七〇年代〜九〇年代総括 ほか)
- 第3章 トランプが日本のリベラルに突きつけるもの(野党共闘でどうにかなるのか?;上野千鶴子はレッセフェール;ロスジェネ論壇が行き着いた先 ほか)
「BOOKデータベース」 より