開高健の文学世界 : 交錯するオーウェルの影
著者
書誌事項
開高健の文学世界 : 交錯するオーウェルの影
アルファベータブックス, 2017.6
- タイトル別名
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Kaiko Takeshi George Orwell
- タイトル読み
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カイコウ タケシ ノ ブンガク セカイ : コウサク スル オーウェル ノ カゲ
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注記
引用・参考文献: p363-375
内容説明・目次
内容説明
「人間らしく/やりたいナ」のコピーで有名になり、「裸の王様」で芥川賞を受賞。ジョージ・オーウェルの作品に多大な影響を受け、自らも翻訳していた…。作品を通し、開高健の知られざる苦闘の足跡を辿る。
目次
- 第1章 求心力から遠心力の寓意世界へ—「パニック」
- 第2章 遠心力を用いた現代寓話—「巨人と玩具」「裸の王様」
- 第3章 アレゴリカルな自伝的小説の試み—「なまけもの」「二重壁」「フンコロガシ」
- 第4章 遠心力の文学への回帰と提喩の世界—『日本三文オペラ』『ロビンソンの末裔』「流亡記」「屋根裏の独白」
- 第5章 ノンフィクション・ノベルからルポルタージュへ—『片隅の迷路』『日本人の遊び場』『ずばり東京』『ベトナム戦記』
- 第6章 ルポルタージュからふたたび小説へ—『見た 揺れた 笑われた』『青い月曜日』「玉、砕ける」「ロマネ・コンティ・一九三五年」
- 第7章 ベトナム戦争を題材とする小説—「兵士の報酬」「フロリダに帰る」「岸辺の祭り」『渚から来るもの』
- 第8章 ベトナム戦争のトラウマと「闇三部作」—『輝ける闇』『夏の闇』『花終る闇』
- 第9章 過去への遡行と晩年の作品—『破れた繭 耳の物語』『夜と陽炎 耳の物語』『珠玉』
「BOOKデータベース」 より