書誌事項

僕らの社会主義

國分功一郎, 山崎亮著

(ちくま新書, 1265)

筑摩書房, 2017.7

タイトル読み

ボクラ ノ シャカイ シュギ

注記

注: p221-231

内容説明・目次

内容説明

社会が危機に瀕した時代にはいつも、大きな原則「グランド・セオリー」が必要とされてきた。ならば今こそ、それが語られるべきなのではないか?二一世紀現代にも似た一九世紀イギリスでは、数々の社会改革運動が起こった。当時の社会運動家たちが思い描いたのは、有産階級以外の人々も美的に豊かな生活を送れる社会だ。そこにあったのはマルクス主義一辺倒になる前の「あったかもしれない社会主義」だ。「豊かな生活」とは何を意味していたのか。自らがアクティヴィストでもある気鋭の若手論客二人が語り合い、今の自分たちが描くことのできるグランド・デザインを提言する。

目次

  • はじめに ポストモダンの素敵な社会主義
  • 第1部 いまこそ大きなスケールで—政治哲学編
  • 第2部 あったかもしれない社会主義—故郷イギリス編
  • 第3部 ディーセンシーとフェアネス—理念提言編
  • 第4部 行政×地域×住民参加—民主主義・意思決定編
  • おわりに 社会主義をつまみ食いしませんか

「BOOKデータベース」 より

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