天に星地に花
著者
書誌事項
天に星地に花
(集英社文庫, [は32-8],
集英社, 2017.5
- 上
- 下
- タイトル別名
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天に星
地に花
- タイトル読み
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テン ニ ホシ チ ニ ハナ
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注記
2014年8月刊を上下二巻として再編集
上のブックジャケットのタイトル: 天に星
下のブックジャケットのタイトル: 地に花
シリーズ番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784087455830
内容説明
享保十三年、久留米藩領井上村。大庄屋、高松家の長男である甚八と次男の庄十郎は、父に連れられて訪れた善導寺で、何千と集まる人々の姿を目の当たりにする。「ようく見とけ。これが百姓の力ぞ」。藩主から言い渡された増税に抗議して集まる群衆。あわや一揆かと思われたそのとき、あるお達しが下り—。九州の田舎で飢餓と圧政に苦しむ百姓のために医者を志した少年の成長を描く歴史巨編。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784087455847
内容説明
貧富を問わず患者の看病にあたる鎮水のもとで医師修業を積む庄十郎。一方で兄の甚八は大庄屋を継いでいた。あの一揆騒動から二十六年、身を挺して増税を撤回した稲次家老は病に倒れた。度重なる不作、飢饉、人別銀。再び百姓に困難が降りかかるとき、怒りの矛先は甚八のいる大庄屋へ向けられた。時代のうねりの中で懸命に慈愛の心を貫こうとする青年医師の目を通して市井の人々を見た歴史大作。
「BOOKデータベース」 より