物語の語るこころ : 存在の揺らぎをめぐるユング心理学

書誌事項

物語の語るこころ : 存在の揺らぎをめぐるユング心理学

横山博著

(アカデミア叢書)

創元社, 2017.7

タイトル読み

モノガタリ ノ カタル ココロ : ソンザイ ノ ユラギ オ メグル ユング シンリガク

大学図書館所蔵 件 / 84

この図書・雑誌をさがす

注記

初出・文献・註: p163-170

内容説明・目次

内容説明

つげ義春、村上春樹、中上健次—物語に耳を傾けて、「存在」にこころを響かせて、視えてくる。“生と死”“性と聖”これらの交わりこそが心理療法には不可欠である。世界の神話/社会の力動/人の個性化は「揺らぎ」とともに…。一人ひとりがそれぞれに“生きにくさ”を抱えて苦悶する物語。

目次

  • 序章 無意識の語りへと導かれて
  • 第1章 引き裂かれた女性イメージ—つげ義春の世界
  • 第2章 切り離されたこころとつながりの回復—『海辺のカフカ』に視る近親相姦と解離
  • 第3章 暗闇を引きずった英雄—中上健次『枯れ木灘』における生・性・暴力と聖

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ