物語の語るこころ : 存在の揺らぎをめぐるユング心理学
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書誌事項
物語の語るこころ : 存在の揺らぎをめぐるユング心理学
(アカデミア叢書)
創元社, 2017.7
- タイトル読み
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モノガタリ ノ カタル ココロ : ソンザイ ノ ユラギ オ メグル ユング シンリガク
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注記
初出・文献・註: p163-170
内容説明・目次
内容説明
つげ義春、村上春樹、中上健次—物語に耳を傾けて、「存在」にこころを響かせて、視えてくる。“生と死”“性と聖”これらの交わりこそが心理療法には不可欠である。世界の神話/社会の力動/人の個性化は「揺らぎ」とともに…。一人ひとりがそれぞれに“生きにくさ”を抱えて苦悶する物語。
目次
- 序章 無意識の語りへと導かれて
- 第1章 引き裂かれた女性イメージ—つげ義春の世界
- 第2章 切り離されたこころとつながりの回復—『海辺のカフカ』に視る近親相姦と解離
- 第3章 暗闇を引きずった英雄—中上健次『枯れ木灘』における生・性・暴力と聖
「BOOKデータベース」 より