書誌事項

吉田松陰の時代

須田努著

(岩波現代全書, 105)

岩波書店, 2017.7

タイトル読み

ヨシダ ショウイン ノ ジダイ

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注記

文献一覧: p209-211

内容説明・目次

内容説明

激動の幕末維新前夜、危機的状況に過敏に反し転変しつつ生きた「時勢」の人・松陰。「山鹿流兵学師範」としての自立から死にいたるまでの一〇年間、彼はどこへ行き、何を見て、誰と語らい、時代にどう対峙したのか。その思索と行動を克明に跡づけ、既成の松陰像を問い直すとともに、彼の生きた嘉永〜安政期の時代像をも鮮やかに描き出す。

目次

  • 第1章 「山鹿流兵学師範」、修業の日々—茫漠とした危機意識の中で(村田清風による長州藩兵制改革;青年兵学者・松陰の登場;「北浦」台場視察の経験 ほか)
  • 第2章 洋式兵学への傾斜と苦悩—郷土防禦から国防へ(江戸留学のはじまり;四人の師—素水・艮斎・茶渓・象山;北限の地へ—東北地域巡見踏査 ほか)
  • 第3章 「狂夫」としての思想—最後の六年間の意味(最後の六年をどうみるか;安政元年—歴史への回帰と「国体」理解;安政二・三年—『海国図志』読了と『孟子』講読 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB24092194
  • ISBN
    • 9784000292054
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    xvii, 216p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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