書誌事項

福沢諭吉

高橋昌郎著

(新・人と歴史拡大版, 11)

清水書院, 2017.6

タイトル読み

フクザワ ユキチ

大学図書館所蔵 件 / 26

この図書・雑誌をさがす

注記

1984年刊を一部改めて復刊したもの

福沢諭吉年譜: p235-239

参考文献: p240-241

内容説明・目次

内容説明

福沢諭吉は、思いのままにその生涯を送り、満足しつつこの世を去ったといわれる。この諭吉の死に対して、当時の内外の新聞はこぞって弔詞を掲げ、衆議院は空前の院議としての哀悼の決議を行った。こうした事実は、諭吉に対する同時代人の評価を直截に示すものであろう。しかし、現在から、改めて近代日本の栄光と悲惨のなかに諭吉をおき、その全体像を鳥瞰するとき、同時代人の評価とはおのずと異なってくる。本書は、宗教との係わりを重視しつつ、諭吉の既成像を一新しようとする。

目次

  • 序章
  • 1 中津藩士として(「日用の学」;蘭学修業)
  • 2 外遊と著述と(最初の渡米;貪欲なヨーロッパ行;翻訳と著述;二度目の渡米と『西洋事情』)
  • 3 啓蒙と出版と(維新前後;『学問のすゝめ』の意図;出版業者として)
  • 4 慶応義塾と彦次郎と(慶応義塾の設立;『学問のすゝめ』と宗教観;諭吉の分身)
  • 5 列強に伍して(宗教について;軍備拡張のために;晩年の諭吉)

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB2411022X
  • ISBN
    • 9784389441111
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    246p, 図版 [2] p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
ページトップへ