いかにして思考するべきか? : 言葉と確率の思想史
著者
書誌事項
いかにして思考するべきか? : 言葉と確率の思想史
勁草書房, 2017.7
- タイトル別名
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いかにして思考するべきか : 言葉と確率の思想史
- タイトル読み
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イカニ シテ シコウ スルベキカ : コトバ ト カクリツ ノ シソウシ
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内容説明・目次
内容説明
哲学とは寓話ではなく対話である。哲学者たちとの対話を通じて「思考すること」を思考する。言葉の上での思考と言葉以前の思考とを、どうしたら調停できるのか。
目次
- 第1章 デカルト的思考—「わたしは思考する、それゆえにわたしは存在する」という言葉は有名であるが、正確にはどのようなことを意味するのだろうか。
- 第2章 なぜひとは間違えるのか—誤謬は知識の不足によるだけでなく、もっと積極的な、言葉が関与する要因があるのではないだろうか。
- 第3章 言語論の歴史—デカルト以降、思考に影響を与えるものとして、言語がどのようにして成立したのかが探求されはじめた。
- 第4章 思考に先立つ言葉—「言葉とは何か」についての答えが出ないのは、言葉についての思考、また言葉自身が政治的なものを巻き込んでいるからではないか。
- 第5章 言葉に先立つ思考—言語表現にそのまま表わされる思考はないとすれば、思考を言葉以前の経験に求めるほかはないのではないか。
- 第6章 蓋然性と言語—言葉以前の経験がどのようにして言語に出会い、言語のもとでしか思考できなくなるのか、言語のもとでどのような経験をすべきなのか。
「BOOKデータベース」 より