書誌事項

平成の天皇制とは何か : 制度と個人のはざまで

吉田裕, 瀬畑源, 河西秀哉編 ; 冨永望 [ほか] 執筆

岩波書店, 2017.7

タイトル読み

ヘイセイ ノ テンノウセイ トワ ナニ カ : セイド ト コジン ノ ハザマ デ

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注記

その他の執筆者: 舟橋正真, 山口輝臣, 森暢平ほか

内容: はじめに: 象徴天皇制とは何か -- 制度と個人のはざまで, I部: 明仁天皇と美智子皇后 -- 思想と行動(1「明仁天皇論」, 2「美智子皇后論」), II部: 「平成流」とは何か -- 新しい天皇制の模索と定着(1「柔らかな「統合」の形」-4「宮中祭祀と「平成流」」), III部: 社会の中の天皇制 制度の中の天皇制(1「メディア天皇制論」-3「「象徴」とは何か」), 座談会: 「平成」の終焉と天皇制の行方, 資料「象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば」, 編者・執筆者

収録内容

  • 象徴天皇制とは何か : 制度と個人のはざまで : はじめに / 河西秀哉 [執筆]
  • 明仁天皇論 : 近代君主制と「伝統」の融合 / 瀬畑源 [執筆]
  • 美智子皇后論 : そのイメージと思想・行動 / 河西秀哉 [執筆]
  • 柔らかな「統合」の形 : 公的行為の拡大と弱者へのまなざし / 冨永望 [執筆]
  • 「皇室外交」とは何か : 「象徴」と「元首」 / 舟橋正真 [執筆]
  • 「平成流」平和主義の歴史的・政治的文脈 / 吉田裕 [執筆]
  • 宮中祭祀と「平成流」 : 「おことば」とそれに映る天皇像 / 山口輝臣 [執筆]
  • メディア天皇制論 : 「物語」としての皇室報道 / 森暢平 [執筆]
  • 近年の天皇論議の歪みと皇室典範の再検討 / 渡辺治 [執筆]
  • 「象徴」とは何か : 憲法学の観点から / 西村裕一 [執筆]
  • 「平成」の終焉と天皇制の行方 : 座談会 / 吉田裕, 瀬畑源, 河西秀哉 [執筆]

内容説明・目次

内容説明

現代の日本社会において象徴天皇制はどのような機能を有し、その制度のなかで明仁天皇はどのような役割を果たしているのだろうか—。明仁天皇と美智子皇后が自らの発言や行動を通じて作りあげ体現してきた「平成流」象徴天皇制の実態やあり方を、九人の専門家たちが分析・検証するとともに、「代替わり」後の象徴天皇制の行方を縦横に論じる。

目次

  • 1部 明仁天皇と美智子皇后—思想と行動(明仁天皇論—近代君主制と「伝統」の融合;美智子皇后論—そのイメージと思想・行動)
  • 2部 「平成流」とは何か—新しい天皇制の模索と定着(柔らかな「統合」の形—公的行為の拡大と弱者へのまなざし;「皇室外交」とは何か—「象徴」と「元首」;「平成流」平和主義の歴史的・政治的文脈;宮中祭祀と「平成流」—「おことば」とそれに映る天皇像)
  • 3部 社会の中の天皇制制度の中の天皇制(メディア天皇制論—「物語」としての皇室報道;近年の天皇論議の歪みと皇室典範の再検討;「象徴」とは何か—憲法学の観点から)
  • 座談会 「平成」の終焉と天皇制の行方

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB24203568
  • ISBN
    • 9784000247238
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    xix, 265p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
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