道元「宝慶記」
著者
書誌事項
道元「宝慶記」
(講談社学術文庫, [2443])
講談社, 2017.8
- タイトル別名
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道元「宝慶記」全訳注
道元宝慶記
- タイトル読み
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ドウゲン「ホウキョウキ」
- 統一タイトル
大学図書館所蔵 件 / 全157件
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注記
孤雲懐奘禅師写本(全久院本)、欠けている巻頭を廣福寺本に拠り訓読し、語義、現代語訳、解説を記したもの
巻末 (p331-380) に 「付録・全久院本『宝慶記』 (巻頭は廣福寺本)」 を付す
機関紙「傘松」(2011.5-2013.1月号に連載) を基礎とし補正したもの
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
「時に道元、感涙襟を沾す」。真の仏法を求めて入宋した若き僧は、天童山でついに最高の先達・如浄に巡り会った。燃えたぎるが如き情熱で重ねられる問を受けとめる師の喜び。積年の疑団が氷解し、正しい教えを得たと確信する弟子の感激。ここに一器の水が一器に一滴も余すことなく移されるように伝法は成った。八百年の時空を超えて伝わる求道の書!
目次
- 拝問—“書簡”如浄禅師に随時参問を懇願する
- 拝問—教外別伝の真意とは何か
- 拝問—思慮分別を無視した払拳棒喝は正しいか
- 拝問—冷煖を自ら知ることは正覚か
- 拝問—初心修行者の心得とは何か
- 拝問—『楞厳経』と『円覚経』は仏祖の道か
- 拝問—三障(煩悩障・異熟障・業障)は仏祖の説か
- 拝問—因果の道理をどのように信ずべきか
- 拝問—長髪や長爪は僧侶ら風儀か
- 示誨—〓古貌あり、深山幽谷に居し、仏祖の聖胎を長養すべし〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より