中村正義の世界 : 反抗と祈りの日本画
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書誌事項
中村正義の世界 : 反抗と祈りの日本画
(集英社新書, ヴィジュアル版 ; 043V)
集英社, 2017.8
- タイトル別名
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反抗と祈りの日本画中村正義の世界
- タイトル読み
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ナカムラ マサヨシ ノ セカイ : ハンコウ ト イノリ ノ ニホンガ
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注記
参考文献: p214-216
内容説明・目次
内容説明
日本の伝統的美意識の象徴として、美しく描かれてきた舞妓像。しかしそれは本当の舞妓の姿を捉えているのか。美しく表現するだけでは、舞妓の本質を捉えたことにはならないのではないか。画家の中村正義(一九二四‐一九七七年)は、折角つかんだエリートの道を捨てて画壇の旧い体質と対決、こうして怪異な舞妓像を画き続けた。生涯、病気がちだった彼は、そのような舞妓に自らを重ね合わせ、さらに舞妓をあたかも仏画のごとく描くようになっていく…。異端の画家の生涯を見直し、舞妓像・仏画・風景画・顔の連作といったジャンルごとにその作品を解読する。初の入門書にして決定版。
目次
- プロローグ Kさんへの手紙
- 第1部 中村正義の生涯
- 第2部 中村正義の絵画、その秘密(なぜ舞妓を描き続けたのか;仏画と風景画の意味;顔の画家)
- エピローグ Kさんへの第二信
「BOOKデータベース」 より