書誌事項

国際課税

渕圭吾, 北村導人, 藤谷武史編集担当

(現代租税法講座 / 中里実, 米田隆, 岡村忠生編集代表, 第4巻)

日本評論社, 2017.8

タイトル読み

コクサイ カゼイ

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注記

監修: 金子宏

内容: 第4巻『国際課税』刊行の趣旨 (渕圭吾, 北村導人, 藤谷武史), 凡例, 第1部「国際租税法の基本的構造とその動態」(第1章「国際課税の制度設計」-第5章「近時の納税者勝訴判決から見る国際課税訴訟における主張・立証について」), 第2部「外国法人等の課税」(第6章「恒久的施設(permanent establishment)課税を巡る現代的諸問題」-第8章「中間持株会社と租税条約の特典に関する実務上の諸問題」), 第3部「内国法人の対外進出と課税」(第9章「歴史的文脈の中の外国税額控除制度」-第11章「タックス・ヘイブン対策税制の現況と将来」), 第4部「国際課税の手続的側面」(第12章「手続間情報交換」-第14章「相互協議と仲裁」), 第5部「国際課税の新たな領域」(第15章「消費課税」-第17章「新興国の台頭と国際租税法」), 執筆者紹介

収録内容

  • 国際課税の制度設計 / 増井良啓 [執筆]
  • 国際租税法の法源と規範構造 / 藤谷武史 [執筆]
  • クロスボーダー組織再編行為に対する組織再編税制の適用 : 「集団的法理」の解釈指針の提示 / 武井一浩, 森田多恵子, 加賀宏樹 [執筆]
  • 租税条約の「濫用」と対策 : 条約漁りをめぐる近時の状況の整理 / 吉村浩一郎 [執筆]
  • 近時の納税者勝訴判決から見る国際課税訴訟における主張・立証について / 岩倉正和, 田原吏 [執筆]
  • 恒久的施設(permanent establishment)課税を巡る現代的諸問題 / 北村導人 [執筆]
  • 非居住者・外国法人に係る源泉徴収 : 源泉徴収対象の不明確性に起因する問題を中心に / 米田隆, 北村導人, 黒松昂蔵 [執筆]
  • 中間持株会社と租税条約の特典に関する実務上の諸問題 / 平川雄士 [執筆]
  • 歴史的文脈の中の外国税額控除制度 / 渕圭吾 [執筆]
  • わが国の移転価格税制の概要とBEPS対応 / 南繁樹 [執筆]
  • タックス・ヘイブン対策税制の現況と将来 / 弘中聡浩 [執筆]
  • 手続間情報交換 / 笹倉宏紀 [執筆]
  • 国際課税執行上の諸課題 : 徴収共助と送達共助 / 金丸和弘, 酒井真 [執筆]
  • 相互協議と仲裁 / 赤松晃 [執筆]
  • 消費課税 : 国境を越えるデジタル取引をめぐって / 西山由美 [執筆]
  • 国際経済法と国際租税法の交錯 / 仲谷栄一郎, 田中良 [執筆]
  • 新興国の台頭と国際租税法 / 青山慶二 [執筆]

内容説明・目次

内容説明

理論・実務の最前線で活躍する研究者・実務家の執筆。国際課税の分野は大きく変わってきているが、各国の対応は後手に回っている。現時点での国際租税法の現況を適確に描出。

目次

  • 第1部 国際租税法の基本的構造とその動態(国際課税の制度設計;国際租税法の法源と規範構造 ほか)
  • 第2部 外国法人等の課税(恒久的施設(Permanent Establishment)課税を巡る現代的諸問題;非居住者・外国法人に係る源泉徴収—源泉徴収対象の不明確性に起因する問題を中心に ほか)
  • 第3部 内国法人の対外進出と課税(歴史的文脈の中の外国税額控除制度;わが国の移転価格税制の概要とBEPS対応 ほか)
  • 第4部 国際課税の手続的側面(手続間情報交換;国際課税執行上の諸課題—徴収共助と送達共助 ほか)
  • 第5部 国際課税の新たな領域(消費課税—国境を越えるデジタル取引をめぐって;国際経済法と国際租税法の交錯 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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