書誌事項

発光する生物の謎

マーク・ジマー著 ; 近江谷克裕訳

(生命ふしぎ図鑑)

西村書店, 2017.8

タイトル別名

Bioluminescence : nature and science at work

タイトル読み

ハッコウ スル セイブツ ノ ナゾ

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内容説明・目次

内容説明

巨大イカやエビ、そしてホタルの共通点はなんでしょう?それは、光を生み出すこと。このような生物の光を「生物発光(バイオルミネセンス)」とよびます。発光する生物たちは、異なる化学反応の仕組みで光を生み出し、光る理由も、目的もさまざまです。例えば、情報交換のため、餌を獲得するため、あるいは自分の身を隠すため。生物発光の仕組みの解明は研究の途上にありますが、この魅力的な光は多くの場面で巧みに利用されています。顕微鏡を用いた細胞観察をはじめ、光るタンパク質を用いたマラリア、デング熱、HIVなどの感染過程や、ガンの原因の究明、さらには複雑な神経活動を解明する助けとなっています。また一方で、絵画などの芸術分野や、ファッションデザイナーの衣装作品にも生物発光は取り入れられています。21世紀に入って、生物発光に関わる研究に2つのノーベル賞が授与された、いまもっとも熱い「生物発光」のふしぎな世界を、たくさんの美しいカラー写真とともに探りにいきましょう。

目次

  • 第1章 生物が放つ光の贈り物
  • 第2章 自然界を彩る発光生物たち
  • 第3章 生物発光のモデル生物はホタル
  • 第4章 生物発光で挑む科学者たち
  • 第5章 生物蛍光、光で彩る生物たち
  • 第6章 緑色蛍光タンパク質革命
  • 第7章 蛍光タンパク質がきらめく最新科学

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB24311276
  • ISBN
    • 9784890137725
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    67p
  • 大きさ
    27cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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