フランス現代史隠された記憶 : 戦争のタブーを追跡する
著者
書誌事項
フランス現代史隠された記憶 : 戦争のタブーを追跡する
(ちくま新書, 1278)
筑摩書房, 2017.9
- タイトル別名
-
フランス現代史 : 隠された記憶
- タイトル読み
-
フランス ゲンダイシ カクサレタ キオク : センソウ ノ ダブー オ ツイセキ スル
大学図書館所蔵 全155件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
注記
参考文献: p267-270
内容説明・目次
内容説明
一国の今は過去を抜きに語れない。華やかに語られることが多いフランスも例外ではない。第一次大戦の激戦地では現在も、不発弾と兵士の遺体で住めない村がある。第二次大戦中のユダヤ人の強制連行への加担の事実は、その重さゆえに負い目としてフランス人の心にのしかかる。アルジェリア戦争を戦った現地兵「アルキ」への冷たい処遇は人権の国の根幹を揺るがす。それらが「悪に抵抗した少数の英雄」レジスタンスの記憶にすがりたい心情につながっている。歴史に苦悩するフランスの姿を、多くの証言から紐解くルポルタージュ。
目次
- 第1部 第一次世界大戦(撃ち込まれた一四億発—不発弾処理;永田丸の記憶—同盟国だった日本とフランス;反戦の英雄—理想となったジャン・ジョレス)
- 第2部 第二次世界大戦(ユダヤ人移送の十字架—背負い続ける罪;「ヴィシー政権」—対独協力の記憶;悲劇からの出発—オラドゥール村の葛藤;レジスタンスとフランス—心の拠り所;ドゴール・フランス・アルジェリア—残った遺恨)
「BOOKデータベース」 より