世紀末の長い黄昏 : H・G・ウェルズ試論
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書誌事項
世紀末の長い黄昏 : H・G・ウェルズ試論
春風社, 2017.7
- タイトル別名
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世紀末の長い黄昏 : HGウェルズ試論
- タイトル読み
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セイキマツ ノ ナガイ タソガレ : H G ウェルズ シロン
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注記
参考文献一覧: p209-217
内容説明・目次
内容説明
見る、覗く、眺める、凝視する、監視する、目撃する…19世紀末、科学技術教育の普及によって登場した「観察者としての読者」は、どのように文学作品と向き合ったのか?初期のSF、異色のサイクリング小説、社会小説の計6編をとりあげ、“観察”という視点からウェルズを読み解く。
目次
- 序章 変貌する社会のなかで
- 第1章 黄昏のグランド・ツアー—『タイム・マシーン』
- 第2章 リアリティ効果と揺さぶられる境界—『モロー博士の島』
- 第3章 白か黒かあるいは—『透明人間』
- 第4章 ロマンティック・サイクリングの展望—『偶然の車輪』
- 第5章 赤のカタストロフィー—『宇宙戦争』
- 第6章 崩壊する世界とパノラマ—『トーノ・バンゲイ』
「BOOKデータベース」 より