イスラームの歴史 : 1400年の軌跡
著者
書誌事項
イスラームの歴史 : 1400年の軌跡
(中公新書, 2453)
中央公論新社, 2017.9
- タイトル別名
-
Islam : a short history
イスラームの歴史 : 1400年の軌跡
- タイトル読み
-
イスラーム ノ レキシ : 1400ネン ノ キセキ
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注記
原著 (Weidenfeld & Nicolson, 2001) の全訳
解題: 池田美佐子
読書案内: p285-291
年表: p292-308
内容説明・目次
内容説明
一六億人にのぼるイスラーム教徒。だが、行動原理は外からは理解しづらく、欧米や日本からの偏見は根強い。本書は、世界的宗教学者がイスラーム一四〇〇年の歴史を概観。誕生から近代化、世俗化との葛藤までを宗教運動や思想的背景とともに解説する。十字軍以降、西洋は歪んだイスラーム像をつくり文明の敵と見なしてきたと指摘し、比較宗教の視点と事実の掘り起こしから、理解の修正を迫る。
目次
- 第1章 イスラームの成立(預言者ムハンマド—アラブ社会とその思想;正統カリフ時代—六三二〜六六一年 ほか)
- 第2章 イスラーム国家の発展(ウマイヤ朝と第二次内乱;イスラームの思想運動 ほか)
- 第3章 イスラーム世界の繁栄(新しい秩序—九三五〜一二五八年;十字軍とイスラーム世界 ほか)
- 第4章 世界帝国の時代(イスラーム帝国の時代—一六〜一七世紀;サファヴィー朝 ほか)
- 第5章 戦うイスラーム(西洋の到来;近代的ムスリム国家とは何か? ほか)
「BOOKデータベース」 より