言葉に命を : ダーリの辞典ができるまで

書誌事項

言葉に命を : ダーリの辞典ができるまで

ポルドミンスキイ著 ; 尾家順子訳

群像社, 2017.8

タイトル別名

Жизнь и слово

タイトル読み

コトバ ニ イノチ オ : ダーリ ノ ジテン ガ デキル マデ

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注記

原著 (c1985) の翻訳

略年表: p264-265

参考資料: p265-266

内容説明・目次

内容説明

全四巻、二十万語の辞書をひとりで完成させた言葉の収集家ウラジーミル・ダーリ。民衆の間で使われている生きた言葉を生涯かけて集め続け、言葉の意味や用法よりも言葉そのものの深みと広がりを伝えることに心をくだき、独自の配列の辞書にたどりついたダーリ。その後の世代にとって辞書の代名詞ともなったダーリの営みは、ロシア文化の重要な光源であると同時に、いまの私たちが抱える言葉の問題にまで届く光を放っている。名だたるロシアの作家たちが頼りにし敬意をはらったダーリの歩みを知る本格評伝。

目次

  • 第1章 旅支度
  • 第2章 しっかりした根から
  • 第3章 始まり
  • 第4章 プーシキンの強い求めで
  • 第5章 地方色
  • 第6章 焚火はひとりで組める
  • 第7章 ことわざは言い得て妙
  • 第8章 偉業
  • 付記 多年にわたる責務—「識字」をめぐるダーリの見解再読の試み

「BOOKデータベース」 より

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