書誌事項

予期せぬ瞬間 : 医療の不完全さは乗り越えられるか

アトゥール・ガワンデ [著] ; 古屋美登里, 小田嶋由美子訳

みすず書房, 2017.9

タイトル別名

Complications : a surgeon's notes on an imperfect science

コード・ブルー : 外科研修医救急コール

タイトル読み

ヨキ セヌ シュンカン : イリョウ ノ フカンゼンサ ワ ノリコエラレルカ

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注記

『コード・ブルー : 外科研修医救急コール』(医学評論社, 2004年刊) の改題新版

監修: 石黒達昌

原著 (Metropolitan Books, 2002) の翻訳

内容説明・目次

内容説明

「テニスプレーヤー、オーボエ奏者などと同じく、医師も上達するには練習が欠かせない。ただし、医師には一つだけ違いがある。それは、練習台が人間であるという点だ」腰痛、吐き気、肥満…私たちにとって身近な病いでも、医療にはなぜミスがつきまとい、医師にも思い通りにならないことが多いのか?研修先の病院で医療の不完全さを知るうちに、ガワンデはあることに気づく—咳がいつまでも治まらないときに人々が頼りにするのは、完全な科学知識などではなく、熟練した医師なのだ。混乱と不安と驚きに満ちた現場で、医師はどんな瞬間に医療の不完全さを知り、どう乗り越えてゆくのか。『死すべき定め』の著者が研修医時代に著した、衝撃のデビュー作。

目次

  • 第1部 不完全(メスの教訓;コンピュータとヘルニア工場;医者がミスを犯すとき;九千人の外科医;良い医者が悪い医者になるとき)
  • 第2部 不可解(十三日の金曜日、しかも満月;痛みの波紋;むかつき;紅潮;食べることをやめられない人々)
  • 第3部 不確実(ファイナル・カット;乳児の死の謎;体はだれのものか?;赤い足の症例)

「BOOKデータベース」 より

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