海の地政学 : 海軍提督が語る歴史と戦略

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海の地政学 : 海軍提督が語る歴史と戦略

ジェイムズ・スタヴリディス著 ; 北川知子訳

早川書房, 2017.9

タイトル別名

Sea power : the history and geopolitics of the world's oceans

タイトル読み

ウミ ノ チセイガク : カイグン テイトク ガ カタル レキシ ト センリャク

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注記

原著の完訳版

参考文献および世界の海洋に関する推奨文献: p321-324

内容説明・目次

内容説明

米海軍出身者初のNATO欧州連合軍最高司令官を務めたジェイムズ・スタヴリディス提督。現役時代から尊敬を集め、現在はタフツ大学フレッチャー・スクールで学長を務める元海軍大将が、歴史への深い洞察と自らの豊富な艦隊勤務の経験をもとに、今後の世界の行方を左右する海洋戦略を語る。地中海の覇権をめぐる古代ギリシャ諸国やローマの海戦、コロンブスやマゼランらによる大航海、太平洋を舞台にした日米の艦隊戦、台頭から中国や核・ミサイル開発を進める北朝鮮の動向など、古今東西の海事史に照らして現下の情勢を見定め、通商、資源、環境面にも目を配りつつ、「海」がいかに人類史を動かし、今後も重要であり続けるかを説き明かす。海軍理論家マハンの系譜を次ぐ新たな「シーパワー(海上権力)」論に、日本と世界の針路が見える。海事・貿易関係者、国際情勢に関心のある読者は必読の書。

目次

  • 第1章 太平洋 すべての海洋の母
  • 第2章 大西洋 植民地支配のはじまり
  • 第3章 インド洋 未来の海洋
  • 第4章 地中海 ここから海戦は始まった
  • 第5章 南シナ海 紛争の危機
  • 第6章 カリブ海 過去に閉じ込められて
  • 第7章 北極海 可能性と危険
  • 第8章 無法者の海 犯罪現場としての海洋
  • 第9章 アメリカと海洋 二一世紀の海軍戦略

「BOOKデータベース」 より

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