トーキョー・レコード : 軍国日本特派員日記
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書誌事項
トーキョー・レコード : 軍国日本特派員日記
(中公文庫, [ト-8-1]-[ト-8-2])
中央公論新社, 2017.9
- 上
- 下
- タイトル別名
-
Tokyo record
トーキョーレコード : 軍国日本特派員日記
- タイトル読み
-
トーキョー・レコード : グンコク ニッポン トクハイン ニッキ
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注記
原書 (New York : Reynal & Hitchcock, 1943) の翻訳
シリーズ番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784122064591
内容説明
ナチス・ドイツ報道でピューリッツァー賞を受けたスター記者が、一九四一年二月七日、日本の地を踏んだ。『ニューヨーク・タイムズ』の特派員としてであり、太平洋には戦争の暗雲が広がり始めていた。取材した政治家の言動や印象、大使館員、特派員らとの交流に加え、本国に送った記事が引用・再現される。日米開戦前後の日本を伝える貴重な証言。
目次
- 新たな地平へ
- 嵐雲
- 神と八紘一宇
- 「天与」の機会
- 神経戦
- 譲歩する?
- ある提案
- 新たな戦術
- 日本人の「仲裁」
- くつろいで!
- 燻る火
- 抑制と均衡
- 天皇制社会主義
- 計略をめぐらす
- 外交攻勢
- 「和平条件」
- 不一致
- オランダ人は打ち負かせない
- 「神風」
- 大いなる決断
- 動員!
- 馬を換える
- 「…戦争寸前!」
- 試金石—石油
- 臣民の道
- 現人神
- 「無比の国体」
- 巻冊次
-
下 ISBN 9784122064607
内容説明
困難な取材環境でまとめられた本書だが、著者による日本外交・国内政局の分析は鋭く、筆は第三帝国と軍国日本の比較に及ぶ。検閲に苦しみながらも記事を送り続けた著者は、一二月八日の日米開戦直後、スパイ容疑で逮捕・勾留される。五か月もの間、厳しく尋問され、たびたび拷問を受ける記述が生々しい。近代史の基本史料の完訳。
目次
- ニップスとナチス
- 戦争か暗殺か
- 「対話」
- 大政翼賛
- 待機
- 陸軍の乗っ取り
- 武力外交
- 大詰め
- 賽は投げられた
- 嵐が巻き起こる
- 拷問
- 日本人の正義
- 家路へ
「BOOKデータベース」 より