権威主義体制と政治制度 : 「民主化」の時代におけるエジプトの一党優位の実証分析

書誌事項

権威主義体制と政治制度 : 「民主化」の時代におけるエジプトの一党優位の実証分析

今井真士著

勁草書房, 2017.10

タイトル別名

権威主義体制と政治制度 : 民主化の時代におけるエジプトの一党優位の実証分析

タイトル読み

ケンイ シュギ タイセイ ト セイジ セイド : ミンシュカ ノ ジダイ ニオケル エジプト ノ イットウ ユウイ ノ ジッショウ ブンセキ

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注記

学位請求論文「単一政党優位の時代における権威主義体制 : エジプト第一共和政の政党政治の制度分析」(慶應義塾大学, 2015年提出) に加筆修正したもの

参考文献: p313-334

内容説明・目次

内容説明

権威主義体制の一党優位はどのような条件で確立するのか?一党優位の政党システムでは与野党間、与党勢力内、そして野党勢力内でどのような角逐と協力が見られ、その振る舞いはどのような制度に規定されるのか?第一共和政前後のエジプトに主に注目し、「アラブの春」以後も射程に入れて、中東地域を比較政治学上の俎上に載せる。

目次

  • 第1章 序論—中東地域を隻折政治学の俎上に載せる
  • 第2章 一党優位の概念的領域と理論的系譜—権威主義体制の全体像と多様性を把握する
  • 第3章 権威主義体制下の一党優位の確立過程—制度選択と「優位の好循環」をめぐる経路依存
  • 第4章 権威主義体制下の一党優位と体制変動—競合性の制度化の効果
  • 第5章 権威主義体制下の一党優位と名目的合意形成—協議の場の制度設計とその効果の多様性
  • 第6章 権威主義体制下の一党優位と選挙前連合—政党間の競合性と政治制度の効果
  • 第7章 憲法起草と暫定政権期の政党政治—一党優位破綻後の政党システムの変化
  • 第8章 結論—権威主義体制下の政党政治の多様性

「BOOKデータベース」 より

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