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はじまりのレーニン

中沢新一著

(岩波現代文庫, 学術 ; 368)

岩波書店, 2017.10

新版

Title Transcription

ハジマリ ノ レーニン

Available at  / 103 libraries

Note

1994年6月岩波書店より単行本として刊行

1998年2月同時代ライブラリーに収録

2005年6月現代文庫に収録

底本として2005年の現代文庫旧版を使用

Description and Table of Contents

Description

レーニンの笑いの底に潜む、生の律動に触れる思想とは何だったのか?ヘーゲルの弁証法から、古代ギリシャの「はじまりの哲学者たち」、ベーメの三位一体論まで、レーニンの思想構造を考古学的に探求する。革命の原点を形成した『哲学ノート』に見られるレーニンの思想の特徴を鮮やかに浮かび上がらせた名著の新版。ロシア革命一〇〇年後の現代における本書の意義を記した「革命の源泉としての唯物論」「唯物論の未来」の二つの新稿を付す。

Table of Contents

  • 革命の源泉としての唯物論—新版のための序文
  • 第1章 ドリン・ドリン!
  • 第2章 笑いと唯物論
  • 第3章 ヘーゲルの再発見
  • 第4章 はじまりの弁証法
  • 第5章 聖霊による資本論
  • 第6章 グノーシスとしての党
  • 結び 恐がらずに墓へ行ったレーニン

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